2007年10月21日

脳梗塞と心筋梗塞はどちらも血栓の病気

脳梗塞や心筋梗塞はある日突然襲いかかってきて、時には命を奪うこともある大変怖い病気です。

幸いにも命が助かったとしても、身体に障害が残ってしまうことも少なくありません。

誰でもこのような病気になりたいとは思わないですよね。

筆者の祖母は65歳の時に脳梗塞で倒れ、1ヶ月の入院生活の末亡くなりました・・・

大切な人の命をあっさり奪ってしまう脳梗塞や心筋梗塞、いったいどうすれば防げたのでしょうか。

そんな経験がきっかけとなって今回、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐ方法についてまとめてみました。
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2007年10月20日

脳梗塞、心筋梗塞は動脈硬化が原因?

脳梗塞と心筋梗塞にはどちらも病名に「梗塞」という言葉が使われています。

この「梗塞」とはどういう意味なのでしょうか?

梗塞とは、、、身体のある部分に血液が流れなくなって、その箇所の細胞が死滅してしまう状態のことをいいます。

梗塞が脳に起きると脳梗塞、心臓の筋肉に起きると心筋梗塞になります。

脳や心筋の細胞には再生力がないので、梗塞が起きた部分の機能は失われてしまい、回復することはありません。

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2007年10月19日

なぜ梗塞が起こるのか?

梗塞の原因、それは血管の中に作られる血のかたまり「血栓」が、血管を詰まらせてしまうことによって起こります。

血液にはもともと怪我で出血した場合にみられるように、固まろうとする性質をもっています。

もちろん健康な血管の中を血液がスムーズに流れている状態では血液が固まることはありません。

ところが動脈硬化が進行していると、血管が細くなったり、血管の内壁が凸凹になって血液の流れが滞りがちになることで、

血液が固まりやすくなり血栓ができてしまうのです。

脳梗塞と心筋梗塞は、脳と心臓という異なる臓器に起こるので、全く別の病気のように見えますが、

病気の起こり方が似ていて、どちらも血栓が関係しています。

ですので、脳梗塞も心筋梗塞も血栓ができないようにすることが、予防上重要になってきます。

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脳梗塞、心筋梗塞の兆候はあるのか?

動脈硬化は自覚症状がなく、ゆっくり進行します。

少しずつ血液中の脂肪などが固まり、やがて血管の内壁にプラークと呼ばれる固まりができます。

このプラークが徐々に大きくなって血流を遮り、脳梗塞や心筋梗塞の発作が起こることもありますし、

ある時に突然プラークが破裂し、あっという間に血栓が形成されて血管をふさいでしまうことがあります。

昨日まで健康だった人が急に発作に見舞われてしまう原因はここにあるのです。

こわいですね・・・

ただ、なかには血流が悪化していることを示す症状が、発作の前に現れることもあります。

例として、心筋梗塞であれば、なにか作業をしたりして、身体を動かしていると、胸に痛みを感じる、、とか

脳梗塞であれば、手足がしびれる、体に力が入らない、舌がもつれる、会話中に次の言葉がでてこない、目の前が暗くなる、めまい、等を感じることがあります。

これらのことがあてはまる場合は、病院で詳しい検査を受けることをオススメします。

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2007年10月18日

脳梗塞、心筋梗塞の予防法

どのような人に脳梗塞や心筋梗塞が起きやすいのか?

それは、「動脈硬化の危険因子が多い人ほど発病しやすい」ということです。

☆予防対策その1・・・動脈硬化危険因子の除去

動脈硬化の危険因子とは

・加齢(歳をとること)

・体質面の遺伝

・喫煙

・肥満

・高脂血症

・糖尿病

・高血圧

などが挙げられます。

この中の、体質面の遺伝や、加齢については避けられませんが、

喫煙、肥満、高脂血症などは自分で気をつけ、改善することができますね。

発作予防のポイントはこれらの危険因子を改善して、動脈硬化の進行を防止することです。

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2007年10月17日

動脈硬化の危険因子とその治療の目安

・脂血症・・・LDL(悪玉)コレステロール140mg/dL未満、
 中性脂肪150mg/dL未満が目安です。

 筆者も中性脂肪が多く、毎年健康診断で引っかかります。
 ダイエットしないと。。

・糖尿病・・・空腹時血糖値110mg/dL未満が目安です。

・高血圧・・・血圧130/85mmHg未満が目安です。

・高尿酸血症・・・尿酸値7mg/dL未満が目安です。

・肥満・・・BMI 23未満が目安です。

・喫煙・・・禁煙しましょう(笑)。


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2007年10月16日

予防対策その2

血栓を予防する「サラサラ血液」

動脈硬化の進行防止と並ぶ、発作を防ぐためにのもう一つのポイントは、

発作の直接的な原因である血栓ができないようにすることです。

そのためには血液を固まりにくくして血管の中でスムーズに流れる「サラサラ血液」の状態を維持する必要があります。

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2007年10月15日

狭心症と心筋梗塞の違い

心筋梗塞は心臓の血管「冠動脈」がほぼ完全に詰まってしまって、心筋が死んでしまう病気です。

これに対して狭心症は、冠動脈が細くはなっているものの完全には詰まっておらず、運動したときや、

冠動脈がけいれんしたときに、一時的に心筋が酸素不足になり胸痛発作が起きる病気です。

心筋梗塞と違って、発作の後にも心筋の壊死(障害)は残りません。

狭心症の発作の起こり方が変化したとき、例えば以前よりも軽い運動で発作が起きた、発作の回数が増えた、

発作の症状(痛みや持続時間)が変わった、などは、狭心症が悪化して心筋梗塞に近づきつつある状態と考えられます。

すぐにでも診察を受けてください。

不安定狭心症や急性心筋梗塞はプラークが徐々に大きくなり発生するのではなく、

脂肪分に富んだ不安定なプラークが急激に崩壊して、そこに血栓ができ発生することがわかってきました。

これらの病気はまとめて「急性冠症候群」とよばれています。
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2007年10月14日

脳梗塞、心筋梗塞を防ぐ生活

動脈硬化の進行を抑え、血栓を予防するための具体的な方法

・喫煙者は禁煙
タバコをする人は禁煙してください。現在は禁煙補助薬などがありますので、医師に相談しましょう。

・適切な体重の維持

肥満はさまざまな生活習慣病の原因です。次に解説する、食生活の注意点を守り、ふだんから体をよく動かして、適正体重の維持に努めましょう。

・血管にやさしい食事のとり方

バランスのよい適量の食事

「腹八分目、1日30品目」を目安に脂っこいものや、塩分は控えめにし、緑黄色野菜や大豆類、海草・きのこ類を多く食べましょう。

・間食をしない、寝る前に食べない

食事に気をつけても間食したら意味がありません。

糖分の多いジュースや、缶コーヒーも同様です。また夕食は就寝の3時間前までに終えるようにしましょう。

・肉類よりも魚を食べる

カロリーの高い肉類よりも、低カロリーの魚料理がおすすめです。

とくにイワシやサバなどの青魚には、血液をサラサラにする成分が多く含まれています。

・水分補給も忘れずに

体内の水分が少ないと血液が濃くなり、血栓ができやすくなります。

とくに高齢の方は意識して水分を多くとるようにしましょう。

・適度な運動を習慣的におこなう

適度な運動は、血流を改善したり、善玉コレステロールを増やしたり、血圧や血糖値を下げたりします。

どの程度の運動が”適度”なのかは、病状や、年齢によって差があるので、医師のアドバイスを受けましょう。

一般的には1回30〜40分の早歩きを週3回程度行うと良いとされています。

・アルコールはごく少量に

アルコールはごく少量なら問題ありませんが、量がオーバーすると動脈硬化の進行を早めます。

ビールなら1日に中ビン1本まで。この限度を守れないなら、はじめから飲まない方がよいでしょう。

なお、アルコールが不整脈を引き起こすことがあり、それが血栓形成を即すこともあるので、脳や心臓に病気がある人は、必ず医師の指示に従ってください

・入浴時やトイレの注意

急激な気温の変化が発作を誘発する可能性もあります。

とくに入浴の際は、浴室や着替えのスペースを室温と同じ温度にしておく、湯加減はぬるめにする、長湯をしない、などに注意しましょう。

またトイレで力むのもよくありませんので、便秘がちな人は医師に相談し、整腸剤などを処方してもらうのもよいでしょう。

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2007年10月13日

脳梗塞・心筋梗塞を予防する薬

生活習慣を改善してもなお高脂血症や糖尿病、高血圧などの治療が十分でない場合、

または、脳梗塞や狭心症・心筋梗塞の発作を経験したことがある人は、薬による治療が必要です。
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2007年10月12日

動脈硬化の危険因子の治療に必要な薬

梗塞の直接的な原因である血栓の形成を防ぐ薬を用います。

つまりは血液が血管で固まらないようにする、いわば、血液をサラサラにする薬です。

このタイプの薬は発作の初期予防に処方されることもありますが、再発予防にとってはとくに重要な薬です。

現在は、抗血小板薬と抗凝固薬という2種類があって、病状にあわせて処方されます。

・抗血小板薬

抗血小板薬は、出血を止めるために働く血小板の作用を抑えて、血栓をできにくくする薬です。

この薬は、動脈にできる血栓をより強く予防します。

狭心症や心筋梗塞、および脳梗塞の中でも動脈硬化が原因となる脳血栓などの予防によく処方されます。

抗血小板薬の代表的な薬はアスピリン、チクロピジン、シロスタゾールなどがあります。

・抗凝固薬

抗凝固薬は、血小板以外の血液凝固作用を抑えて血栓をできにくくする薬です。

この薬は、静脈にできる血栓をより強く予防します。

脳梗塞の中でも心臓の不整脈が原因となる脳梗塞の予防などに処方されます。

抗凝固薬の代表的な薬は、ワルファリンなどがあります。
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2007年10月11日

抗血小板薬のアスピリンについて

梗塞発作の予防に処方されることの多い抗血小板薬のアスピリンについてくわしく述べていきます。

アスピリンは鎮痛薬として有名ですが、低用量(100mg)のアスピリンを毎日飲むことで、血栓を防ぎ、脳梗塞、心筋梗塞の発症率や死亡率を大幅に減少させます。

このことは世界各国で行われた多くの大規模な調査で十分に証明されていて、

現在、欧米諸外国をはじめ、国内でも脳梗塞・心筋梗塞の標準的な予防薬として推奨されています。

アスピリンは100年以上も昔から使われ、効果と安全性が証明された薬なので、

道の副作用が出てくる心配がなく、しかも安価なため、梗塞の予防薬として毎日飲まないといけない患者でも安心して服用できます。
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2007年10月10日

アスピリンについてのQ&A

Q.アスピリンは毎日飲むの?

A.アスピリンは毎日必ず飲むことが必要です。血圧や血糖値を下げる薬と違い、効果を検査の数値で確認できないので、服用している意味を実感しづらいかもしれないですが、アスピリンは梗塞予防には不可欠な薬です。

自己判断で服用を中止しないで、毎日必ず飲むようにしましょう。

Q.毎日飲んだら胃が荒れたりしませんか?

A.今は以前からある鎮痛目的の薬とは違って、梗塞予防を目的に作られた、特殊な形をしたアスピリンがあります。胃で溶けずに、腸で溶けるタイプのアスピリンは(商品名:バイアスピリン錠)は毎日飲んでも胃にやさしい薬です。それでも胃が荒れるようであれば、お医者さんに相談しましょう。


Q.薬代は1年でいくらくらいかかるの?

A.1錠で大体6円くらいです。365日飲み続けても、医療費3割負担の人で、年間1000円くらいです。

Q.歯医者に行くときは服用を中止するとききました、本当ですか?

A.アスピリンの効果で血液がサラサラになると、出血が止まりにくくなる場合があります。なので出血を伴いやすい歯科治療などを行う場合は一時服用を中止したほうがよいこともあるので、事前にお医者さんに相談しましょう。

Q.アスピリンは、ピリン系の薬なんですか?

A.アスピリンはその名前からして、ピリン系と思われがちですが、ピリン系ではなく、非ピリン系の薬です。

Q.心筋梗塞や、脳梗塞の予防のため、市販されているアスピリンを代わりに飲んでも大丈夫?

A.市販の鎮痛薬(商品名:バイエルアスピリン、バファリンAなど)にはアスピリンが使われていますが、これらは鎮痛目的の薬でアスピリンの成分の量や、錠剤の形が異なります。自己判断しないで、病院で処方してもらったほうがよいでしょう。

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